頓知ドットさんがセカイカメラというアプリをリリースして、KDDIやVCから多額の出資を受けて、世界に打って出て久しい。ファイナンスの度に膨れ上がる評価額を見て、ぼくもどうなるんだろう、と思っていた。
昨年、頓知ドットのプロダクトの多くがサービス終了した。「セカイZOOM」「セカイファインダー」「セカイユウシャ」、そして、ほとんどのセカイアプリも含め、次々に終了した。さらにCEOが交代した。
よく分かったのは、KDDIのサポートと多額の出資を受けても、世界でヒットするのは難しいんだなと思った。
世界に出て行けと人は言う - 村上福之の誠にデジタルな話 (via semi)
富士山、鎌倉を世界遺産へ 政府が推薦書提出
- 2012/1/27 21:12
政府は27日、2013年の世界文化遺産登録を目指す「富士山」(山梨県、静岡県)と「武家の古都・鎌倉」(神奈川県)の推薦書を、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産センターに提出した。提出は現地時間の26日夕。
ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が、今年の夏から秋にかけ現地調査。13年5月ごろに(1)登録(2)情報照会(3)登録延期(4)不登録の4段階で評価した結果をユネスコに勧告し、これを踏まえ、同年6、7月ごろに開かれる世界遺産委員会で登録の可否が決まる。
文化庁によると、富士山は富士五湖や三保松原などを含む約7万ヘクタールが推薦対象。信仰の山とされ、江戸時代の浮世絵に描かれるなど日本独特の芸術文化の源泉となっている。鎌倉大仏や鶴岡八幡宮などを含む鎌倉は、武家政権の都として茶や禅などの武家文化を生んだとしている。
国内の世界文化遺産は現在、「姫路城」(兵庫県)や「平泉」(岩手県)など12件。登録を目指す国内候補であるユネスコ暫定リストには、富士山、鎌倉以外に10件が記載されている。
Amazonが始まった当時はすごいエンジニアたちがいた。私は全員知っていたわけではないが、何人かは知っていた。
例がほしい? シェル・カプラン。すばらしい。グレッグ・リンデン。すばらしい。エリック・ベンソン。Amazonに来る前から有名だった。彼もすばらしい。
彼らはObidosウェブサーバを書いた。ObidosがAmazonを成功させたのだ。Obidosがしょぼくなったのは後になってからのことだ。クズを作るエンジニアやWeb開発者、主としてフロントエンドの連中——クズを早く作ることでマネージャを喜ばせるスケジュールに従って動 く連中——がObidosをまずいものにしたのだ。言ってみれば川の流れを詰まらせてしまったのだ。しかしObidosはAmazonの初期の成功の礎石だった。
初期にいたすばらしい人たちは、Amazonの神聖なるソースリポジトリに2種類の言語しか入れることを許さなかった。CとLispだ。
信じられない?
バベル案内 (via raitu)私自身も、ストールマンは極端にも程があると考えていた。フリーなソフトウェアで政府の支配や監視と戦う? 世界征服をたくらむ悪の企業? プライベート な通信を監視するソフトウェア? まあ、そりゃ、フリーでオープンソースなソフトウェアってのは大事だよ。もし非フリーなソフトウェアと同等機能を提供す るフリーなソフトウェアがあるならば、もちろんそっちを選ぶさ。でも、ストールマンとフリーソフトウェア財団の非常識な主張にはうんざりだね、と。
しかし、2012年が始まるや、オバマはNDAA for 2012に署名した。これにより、アメリカ市民は、テロリストの容疑だけで、裁判や何らの令状手続きなしに、無期限に拘束され得るのだ。そして、SOPAだ。これがもし通れば、何らの裁判や令状なしに、Webサイトは消されるし、インターネットの通信を監視することも可能になる。さて、権力者がオキュパイ運動をなんとレッテル貼りしているか、テロリストである。さて、この先どうなるかは、明白である。
この動きを、中国や似たような全体主義国の傾向にみるのは、決して見当違いではない。アメリカ映画協会、すなわちMPAAでさえ、誇らしげに言っているではないか。中国、シリア、イランなどの国でうまくいっていることは、アメリカでもうまくいくに違いないと。中国のグレート・ファイアーウォールや似たようなフィルターシステムは、この自由であるべき世界に対して、実現可能な手法であると。
重要な点は、昔と違い、秘密警察と密告者によって通信を傍受しなくてもいいということだ。ただ、我々の使っているソフトウェアとハードウェアを支配すれば いいのだ。我々のデスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマートフォン、その他のあらゆるデバイスは、通信に使われる。リアルで体面すれば秘密を守 れると思っているのかい? ちょっと待ちたまえ。どうやって密会を取り持ったのかね? まさか電話で? ネットで? しかも、そのポケットやバッグに入っ てる、常にネットワークにつながっている状態のデバイスはなんだい?
これこそが、ストールマンが30年も我々に警告してきた脅威なのだ。それなのに我々は、私も含めて、彼を真面目に取り合って来なかった。しかし、世界が変 わろうとしている今この時、自分のデバイスで実行されているコードを検証できるということの大切さは、誰の目にも明らかである。もし、我々が、自分の所有 するコンピューターを検証することができなければ、我々は奴隷だ。
これこそが、フリーソフトウェア財団とストールマンの信条なのである。すなわち、非フリーなソフトウェアはユーザーの支配力を奪うものであり、結果として 深刻な脅威を引き起こすのである。特に今、我々はコンピューターに全てを依存しているのだから。ストールマンがこの事実を30年も前に気づいていたという のは、驚嘆すべきである。彼の活動は正当化される。この30年に及ぶフリーソフトウェア財団の活動も正当化される。
そして、この2012年において、我々は以前にも増して切実に、フリーかつオープンソースなソフトウェアを必要とするであろう。去年、ベルリンで開かれたChaos Computer Congressにおいて、Cory Doctorowは「汎用コンピューターに来るべき戦争(拙訳:本の虫: 汎用コンピュータ戦争)」と題して、スピーチを行った。その中で、Doctorowは汎用コンピューターに振りかかる脅威、特に、汎用コンピューターに対するユーザーの支配力に対する脅威に対して警告した。著作権戦争など、本当の戦争の前哨戦に過ぎないのだ。
「ウォークマンの世代として、僕が老いたときには、補聴器が必要になることに納得している。もちろん、僕が体に装着するのは補聴器ではなく、コンピュー ターである。僕が車に乗り込む時というのは、自分の体をコンピューターの中に押し込んでいるのだ。もちろん、補聴器も、僕の体の中に装着しているコン ピューターだ。僕は、これらの技術に、何か秘密の機能が搭載されていて、僕の意志に反して動作の強制終了を拒否するようになっていないかどうかを確かめた い。」
上記は、ほんの一部の引用である。コンピューターが聴覚や移動などのあらゆることを補助する世界では、自分の支配できないコンピューターなどもってのほか だ。我々は内部動作を確認できる必要がある。我々が監視、検閲などなされていないように確認できる必要がある。我々は少し前まで、単なるパラノイアだと一 笑に付していた。しかし、近年の動きを見るに、もはやパラノイアではない。現実である。
「未来の自由を守るためには、自分の使っているデバイスを検証できる必要がある。実行中のプロセスの検証と終了により、デバイスが自分に忠実なしもべであ ると確証できる必要がある。コンピューターが犯罪者や諜報機関や規制派のための道具に成り下がってはならない。我々はまだ、敗戦しているわけではない。し かし、我々はインターネットとPCを自由かつオープンに保つため、この著作権戦争に必ず勝利しなければならない。何故ならば、インターネットとPCは、将 来の戦争のための武器だから、これ無くして来るべき戦争に勝つことはできない。」
だからこそ、我々は、たとえiPhoneの方が気に入っていたとしても、Android(GoogleではなくAndroid)をサポートしたほうがよ い。たとえWindowsを使っているとしても、Linuxをサポートしたほうがよい。たとえIISを使っていたとしても、Apacheをサポートしたほ うがよい。フリーである、オープンであるというのは、単にかっこいいだけでなく、必要となる時代が来るのだ。
本の虫: リチャード・ストールマンは常に正しかった (via nakano)例えばYouTube。2005年の画面です。
出会い系サイト。わたし男、誰でもよくて18歳から45歳、ビデオをアップロード。これが当時の彼らの企画だったわけですね。これを2年かけて出したとしたら多分失敗していたでしょう。彼らはこの企画の後、Flickr(写真共有サイト)のビデオ付きサービスを出してダメで、どんどん出していったんですね。それで(著者注:当時はFacebookをしのぐ力があった)MySpaceが成長をし続けているというので、MySpaceと一緒に伸びようとしてうまくいったのですね。
アジャイルというのはとても重要で、こういう企画で投資家からお金を集めて成功しよう!といたら絶対失敗している。ほとんどの成功している会社というのは一番最初の企画と、最終的に成功した企画というのは全く違うものになっている。我々投資家をやっていても、最初の企画がうまくいくとは思っていない。大企業で企画を変更すると大変なことになる。そのアジリティ(Agility)をどう備えていくかという話になる。
http://techwave.jp/archives/51725140.html1個のアイディアにトライするリスクが低くなる。するとイノベーションコストが下がる。イノベーションコストが下がると、大企業でやる必要性は何かというと大きな資金を集めるということに尽き、大学だとかベンチャーでできるようになってきて。インターネットが生まれてくると、いろいろなところでイノベーションが起きてくるというわけになる。
大企業というのはリスクが一番心配。コストがオーバーするとか、受注は受けたけど時間がかかり過ぎたとかは、とてもリスクが高い。だけど売上はちょっと上げるとかマージンを取るとか上げることはできる。どっちかというと売上中心じゃななくて管理型、特に最近の日本を見ているとコストカット型の経営がすごく多くて、イノベーションやプロダクトの方で攻める会社というのは大企業ではすごく少ない。
http://techwave.jp/archives/51725140.html彼はDavid Weinbergerという先生で。「Small Pieces Loosely Joined」小さなパーツでゆるやかに勧めていくと言っている。
インターネットで本当に影響のあるチームは、大体が少ない人数でやっている。ウェブブラウザにしてもTCP/IPにしても、Twitterのようなサービスにしても、とっても少ない人数で大学やベンチャーの中で開発し、オープンなプロトコルの中でゆるやかに育っていく。
http://techwave.jp/archives/51724871.html彼はMITにいるDavid Clarkという人で、インターネット一番最初のアーキテクチャーのボードにいた人で、彼の言った言葉で「Rough Consensus, Running Code」=「ゆるやかな合意でとにかくソフトウェアを書け」というもの。
今までの中央管理型というものは、あらゆる全てのリスク、あらゆる可能性を設計して作っていく。そうではなく、とりあえず作ってやりながら考えるというもの。この発想はニコラスが話していたメディアラボの哲学にちょっと似ていて、あんまり一生懸命考えて企画し過ぎるのではなくて、とりあえずやってみようというもの。これはインターネットの遺伝子のようなもの。
http://techwave.jp/archives/51724871.html何をやるのか、より、どのようにやるのかの方が、遥かに重要。
「フランス料理で、東京で一番美味しい店を作れば、儲かると思います」
これ、当たり前だと思うんですよ。もちろんそう。問題は、どうやってそれを実現するのか。例えば、3つ星レストランのシェフが一ヶ月5万円で働いてくれる、とか丸ビルを一坪30円で借りられる、とか富裕層のリストを2万件持っているということになれば「それ、まじやべーな」ということになるわけです。
プロ野球チームを作ったときでも、「プロ野球チームを作る」ということは決まっている訳です。「どうやってやるのか」がポイント。
言っている意味わかりますか?
「洋服」はもう、世間では売れています。市場がある。説明する必要が無い。ところが、「やーふく」を売ろうとしたら、「やーふくとは何か」という説明から始めないと行けない。
ビジネスプラン学校をやったときでも、「3日間でビジネスプランを作る」という課題で、2日と18時間くらいは「何をやるか」で揉めている。でも、本当は、「どうやってやる」の方がよっぽど重要。だから、「何をやる」で競うようなビジコンは本当に嫌いです。
で、なるほどなーと思って弁当屋をやってみると、やっぱり通用した。病院経営でも通用した。
楽天のような、プラットフォーム事業というのは、「難易度S」です。マーケットプレイスはエベレストに近い。年間1人も上れないです。筑波山には、がんがん上れます。登る山に寄って、必要な装備は違う筈です。だから、登る山を知る必要があります。VCによって、どのようなタイプの「山」を好むのかも、違います。だから、お金の出し先に合わせてプレゼンテーションをする、というのも重要です。
また、7合目くらいで買い手となる可能性のある会社に、先にヒアリングしておくことも重要です。僕がビズシークをやったときも、「300万本の古本データがあれば、買ってもらえる」という保険をはってからやりました。
投資やM&Aは、相対交渉です。だから、相手が求めているものにマッチするかが大事なのです。ビズシークのときは、「商品数」がポイントになる、ということでした。だから、キャッシュは全て「商品数」を集めることに使いました。ポイントが分かっていれば、資本効率が良くなるのです。
もし、エベレストに登りたい、と思っても、ステップ上にすることが大事です。最初は筑波山に、次に富士山に、最後にエベレストに到達するようにプランを設計する。10年前を振り返って思うのは「筑波山の登り方もわからないのに、エベレストに登れなかったなあ」ということです。
筑波山に登る、つまり、スモールサイズでの成功がまず重要です。億単位の増資は、シンプルな理屈が必要です。10万円かけたら、11万のリターンがあるのならば、1億円かければ、1億1000万儲かる。
EnCitii Times: おざーん、起業を語る (via jun26)
ベゾス:…この手のリストを見たときは、10年前に同じリストを作ったら誰が挙げられていただろうか、と問うべき だね。そう考えると謙虚なままでいられる。1980年に戻ってみようか。パーソナルコンピュータの時代の上手な使い手になりそうな会社を予測したらどこを 挙げていたと思う?
レヴィ:IBMだな。
ベゾス:そう。そして、たぶんインテル。でも、ほかにコモドールも挙げていたんじゃないかな。それともアタリ。いつの時代もキラキラ輝くものはある。会社はキラキラ輝くことに熱中しちゃいけない、だって、輝く物は長持ちしないからね。
低利益率志向 [Jeff Bezos Owns the Web in More Ways Than You Think] - higuchi.com blog (via nakano)Jeff Bezos と Amazon が、 Google とも Apple ともまったく違うレイヤーで、まったく違う原理で動いていることがよくわかります。
たとえば、こんなところ。
- Google をはじめとする多くのネットのテクノロジー企業は、技術力で支配的なマーケットシェアを取り、マーケットシェアに物を言わせて高い利益率を取ることに専念している
- Amazonは、技術力でオペレーションのコストを下げることで利幅を下げ、同じ商品(=コンテンツ)を安く早く顧客に届けることに専念していて、その結果必然的にマーケットシェアを増やしている
利益率向上を志向するのと削減を志向するのは正反対ですし、独占的地位を手段として目指すか必然的な結果そうなるのかというのも順序が逆。
Amazon の Kindle Fire と Apple の iPad の比較でも似たような点があって、
- iPad は、独自の魅力的なOSやその他のソフトウェアの力で、ハードウェアの利益率を高くすることで儲ける
- Kindle Fire は、魅力的なコンテンツを多くの人に薄利でばらまくために、クラウド上のコンテンツを手軽に消費できるハードウェアを安価で提供する
と、動機付けと利益の出る場所がまったく違っています。
低利益率志向 [Jeff Bezos Owns the Web in More Ways Than You Think] - higuchi.com blog (via nakano)
